2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『ハムレット』のスピンオフ作品紹介 『クローディアスの日記』志賀直哉 ○月○日 といったように、クローディアスが書いた日記、という形式の短編小説。 クローディアスは兄王を殺していない(と、少なくともこの日記の中では言っている) 反面、ガートルード…
ハムレットを読んだ後、記憶だけを頼りにあらすじを書いてみる。 1幕 とても寒い夜。歩哨をしていたフランシスコの元へ、バーナードとマーセラス、ホレイショーが現れる。見張りを交代した3人は、先王ハムレットの亡霊が現れるという話をホレイショーにする…
・諸説 ・シャイクスピアの芝居で一番長いと言われる。マクベスの2倍くらいあるという噂。 ・5幕2場の芝居とされているが、それは18世紀の学者が分類したことらしい。シェイクスピアの劇団、キングス・メン(国王一座)が常打ち小屋にしていたグローブ(地球)座…
①市河三喜・松浦嘉一訳 岩波文庫(1949年刊) ほどほどに読み易くも、古い言葉がでてくるのが時代劇感あって良い。語感も結構よくて、名台詞味ある。とくに劇中劇の場面が歌舞伎っぽい言葉遣いなのは強み。狂ったオフィーリアの言葉が「~じゃ」「さんせ」「…
一回目(市河三喜・松浦嘉一訳)に読んで思ったこと ●読む前の記憶と色々違っていた。 ・ホレイショーの存在を忘れていた。 ・亡霊はハムレットだけじゃなくてみんなに見える! ・ハムレットの留学を当てずっぽうでノルウェーだと思っていたがドイツだった。 …
3/4(土)にハムレットをテーマにした戯曲を書く会をする。 (企画書のリンク) 事前にハムレットについて予習をしておこうと思う。 ●予習の予定 ・ハムレット再読前の、ぼんやりあらすじと、印象を書いておく。 ・ハムレットをできるだけたくさんの翻訳で読む…