2023.3/4(土) ハムレット会前夜①妄想あらすじ
3/4(土)にハムレットをテーマにした戯曲を書く会をする。
(企画書のリンク)
事前にハムレットについて予習をしておこうと思う。
●予習の予定
・ハムレット再読前の、ぼんやりあらすじと、印象を書いておく。
・ハムレットをできるだけたくさんの翻訳で読む。各巻の解説も読む。
・記憶を頼りにハムレットのあらすじを書く(なるべく主観的に書く。)
→自作のあらすじを補完すべく、ものの本からあらすじらしいあらすじを引用する。
①妄想あらすじ
これはまだ何も読まない段階で記憶を頼りに、ハムレットのあらすじを書く。わかんないところは妄想で埋める。
デンマークの王子ハムレット(30くらい)の父王が死んで、叔父のクローディアスが新しい王になる。なんとなく気が塞いでいたハムレットが夜の城を散歩していると、親父の幽霊に遭う。
父はいう「わしはクローディアスに殺されたのじゃ! 仇を討ってたもれ!」
本当の父の亡霊を見たのか、自分自身の妄想なのか、悩むハムレット。
クローディアスの腹心の大臣みたいなやつの娘オフィーリアとデートするハムレット。オフィーリアが何を言っても頭に入ってこない。
ぐっと暗くなって独り言をいうハムレットに「王子は狂ってしまった」という噂が立つ。
ある日オフィーリアと水辺で遊んだりしながら、ふと正気に帰り(「ああ、こういう日常も悪くないなぁ、おれは何を鬱屈していたのだ」とか思うハムレット、でもやはりオフィーリアの話は聴いていない。オフィーリアは最近ハマっている園芸の話とかする。)
「全部妄想だったんだ。叔父は優しいし、おれも30だ改心しよう」とか思ってると、
もっかい親父の亡霊に遭う!
「復讐しろ! お前の母親は夫の仇と寝ているのだ!」
「クローディアスなんかと良く寝れますね」みたいなイチャモンをつけて母親と喧嘩になるハムレット。悩む母親「反抗期かしら?」オフィーリア父の陽気な大臣みたいなやつとかに相談して、ハムレットの憂さ晴らしの仮面舞踏会とかを企画する。
仮面舞踏会の話を聴いて、演劇で父殺しの場面を再現して、観劇中のクローディアスの顔色で真偽を判定する手段を思いついたハムレット。一転して陽キャラに。出し物の脚本と演出をやるとか言い出して、そこらへんの劇団を連れてきて、陰気な芝居を作り始める。
当日、芝居を観劇しているクローディアスの青ざめた様子を見て、「これはやってるで!」と確信するハムレット。
再び、オフィーリアと水辺を散策とかしているけど、些細なことからめっちゃ喧嘩になる。「尼寺へ行け」って言う。
クローディアスぶっ殺す計画を建ててたら、誰かに独り言を聞かれてて「クセもの!」って感じで殺したらそいつはオフィーリアの父だった。
オフィ父の死が騒ぎになっている宮廷。学友のローゼンスタンとギルデンクランツと一緒にスウェーデンあたりに留学することになったハムレット。
留学先でハムレットを殺す予定だったローゼンクランツとギルデンスタン(おっちょこちょい)をさくっとぶち殺す。
帰国したらオフィーリアが狂ってる。
和解しよう、みたいなパーティーがあって、余興として剣の試合をすることになるハムレット。クローディアスの差金で試合相手のフィンランドの王子みたいなやつの剣には毒が塗ってあるし、酒には毒が入っている。なんやかんやあって、クローディアスをぶち殺したハムレットはフィランド王子の剣の毒で死ぬ。母親は気づかず毒を飲んで死ぬ。
オフィーリアはいつもハムレットと歩いていた湖の中で溺死している。
〜〜〜
↑をしての感想
誰が死ぬとかの要素は覚えているが、時系列が曖昧。
母親と折り合いが悪かった。とか、狂ってるふりをして、復讐の計画を立てる、とか。は覚えてる。(芝居。思春期。母との確執「かもめ」っぽい)(母親と喧嘩、といえば、最近観た海外ドラマ『セックス・エデュケーション』っぽい。)
オフィーリア周りが特に曖昧、オフィーリアってどんなやつだっけ? ハムレットとなんの話してたっけ? 花が好きだった様な。あと水回りにいた。
地理関係や、外交関係とかがよくわからない。どこの国の王子が出てきたっけ?
●再読前のハムレットに対する印象
ハムレットが男尊女卑だとか、オフィーリアが疎外されている、とかはよく言われている、というイメージはある。
母親とクローディアスの関係に固執している感じがけっこうキモい。
僕はハムレットという登場人物に魅力を感じないが、多面的で魅力的な主人公とか、役者はみんなハムレットを演じたがるとか言われていた気がする。
クローディアスの腹心の大臣みたいなやつが、ひょうきんものというか、道化役だった気がする。
大まかにいうと父の復讐をする話で、そこにあまり興味はない。