ローリングあざらし撲殺活動記録

その軌跡。議事録。文章置き場。その他なんでも。

3/5日のリモート勉強会(本の紹介会)報告②大島

◎半田くんの発表

どの本について語るかを決めかねていたということで、最近読んで気になったものの中から3冊を紹介してくれた。レジュメはなし。

 

森田ゆり『多様性トレーニング・ガイドー人権啓発参加型学習の理論と実践ー』部落解放人権研究所、2000年

多様性、ダイバーシティについての本で、B4くらいのグッとくるサイズ。

様々な人種/文化を混ぜ合わせて形成されるアメリカの在り方を指し、かつては「メルティング・ポット」という言葉があった。しかし時代が進み「混ぜあわせて一つにするということは、同化しろということであり、他の文化を尊重していないのでは?」という疑問から次第に「メルティング・ポット」は使われなくなった。代わりに、それぞれがそれぞれの形のまま一緒に在る「サラダボウル」という言葉が生まれた。

というような、ダイバーシティ(多様性)について考える内容の本。

実践的なワークショップの記述が面白かったそうで、今回の勉強会では割愛されたものの、また次の機会にお話を聞きたい。もしくは読んでみたい。

 

ほか、半田くんが印象に残った内容として

多様性とは何か考える際に重要なのは「自分が差別しているという視点を受けいれること」

例えば電車で隣に乗ってきた人を見た目などでなんとなく差別してしまう自分を認識する。

などについて話してくれました。

 

カート・ヴォネガット伊藤典夫訳『スローターハウス5』ハヤカワ文庫、1978年

カート・ヴォネガット爆笑問題の太田が好きな作家。爆笑問題の所属事務所であるタイタンもヴォネガットの小説『タイタンの妖女』から名付けられた、という話をしてくれた。

松尾スズキが大いに影響を受けた作家で、とくに初期戯曲はヴォネガットの作品との共通点が多い(時系列に沿っていない、膨大な登場人物、ほか、読み比べてみたら色々見つかるはず)小説作品においては物語本編にいくまえの前書きが長いことも共通する。

 

スローターハウス5』のあらすじを紹介してくれた。

メモがないため、以下は、大島なりのまとめである。

 

主人公のビリー・ピルグリムは痙攣的時間旅行者で、その人生は時系列順ではない。

例えば、青年として第二次世界大戦に従軍していたかと思えば、子供時代に戻り、次の瞬間には中年になった娘と話しているというものだ。彼は人生のある時点で、UFOに誘拐され、トラルファマドール星の動物園に収容される。そこで彼はトラルファマドール星人から彼らの時間というものについての認識の話を聞く。

行きつ戻りつしながら語られるビリー・ピルグリムの人生の場面、第二次世界大戦中のドレスデン大爆撃を中心に、たくさんの登場人物の生き死にや行いが語られる。

 

ドレスデンの大爆撃は、第二次世界大戦に従軍していたヴォネガット自身が体験したことだ。彼は捕虜になり、ドイツの美しい都市ドレスデンに送られた。捕虜たちはスローターハウス(屠殺所)に収容され、そこで味方軍による大爆撃を受けた。

 

半田くん「人生って時系列通りの感覚じゃない。もっとうねうねしている」

その感じがこの小説では描かれているという。過去から未来へと理路整然と進む小説より、SF要素の入ったこのひねくれた構成を持つこの小説の感じこそ、むしろリアルなのではないか。

 

ぼく(大島)自身、ヴォネガットが好きで「スローターハウス5」は3回くらい読んでいる。

でも半田くんが語ってくれた『スローターハウス5』の話はとても新鮮だった。

(内容をちゃんと覚えていないということもあるけれど)

この『本の紹介会』の企画書に「知っている本でも、紹介する人の感想や考えに触れることで新たな発見がある。」と書いたが、この目論見は1ミリのずれもなく当たった。

 

考えてみれば、何を読んでも自分自身でいる限り、自分という枠のなかでの偏った理解や感想しか得られない。だから他の人から意見や感想を聞くことで初めて、枠を出た、新しい知見や感覚が得られる。一つの作品について、他者と感想や意見を交換するということは、作品を深く味わうためには、かなり重要なプロセスなのではないかと感じた。

 

宇都宮隆二『人生の目的論:会社依存から脱却する新しい就活論』kindle、2020年

 

半田くん「この本の内容を本当に忠実にやってみたら非常に効果的で、就活の面接がうまく行った」

「本の内容を本当に忠実にやる」というと、響きはシンプルだが、実践できる者は少ないのではないか、と勝手に思っている。(なぜなら私ができないからだ。読みっぱなし。)

 

半田くんが行ったのは「白紙を50枚くらい用意し、ひたすら自分のことを書く」というものだ。

「なぜ大学に入ったか?」「演劇をやりたかったから」「なぜ演劇がやりたかったか?」「松尾スズキが好きだったから」うんぬん、、、半田くんは最終的に「ボーイスカウト」に辿り着いたそうだ。ボーイスカウト時代に出し物をしてうけたことを思い出したらしい。

 

なぜ? なんのためかを思い出す。

「目的」は何? ということかもしれないが、

個人的には「目的」という矢印のような言葉より、「理由」という自身の内に秘められているような言葉のほうがしっくりくるので以下は「理由」としますが(※完全に個人の好みです。)

紙に書き、理由を掘っていく、理由の理由を掘っていくうちに、初めは見えなかったもの、我ながら把握できてなかった理由を見つける。理由を言語化していく。そうやってクリアにしていくことで、理由を他者とも共有できるようにする。

という効果で、面接がうまくいったのではないかと推測する。

上記の行為は、いかにも役立ちそうだ。

「理由(ここでは目的の方がわかり良いか)」「目的」を人と共有することで実現に近づくこともあるだろうし。

 

書かれた通りにちゃんとやってみることについて。

これは自己啓発本だけではなく、脚本や、何か技術的なことの指南書などもそうだ。

むしろそういった本はやること自体がメインで。ただ読むだけでは、その本を読む目的は1割も達成できないのかもしれない。

(続いて僕が紹介した『批評の教室』もそういう類の本だと言える)

 

Z(雑談)

Q&Aよりも雑談が印象に残っている。どれも難解な本ではなかったからか、あまり質問はなかった。

最後の本が半田くんのキャリアに影響したということもあり仕事の話とか演劇についての話をした。

「演劇を観まくることで、演出力は補完できるが、戯曲を描く力は演劇を観るだけでは、身につかないかも。」みたいな話。

あと「自己啓発本、けっこう悪くないよね」みたいな話。

ぜんぶ四方山話。面白かった。

 

最近読んだ3冊の本という発表スタイルは半田くんだけで、発表のバラエティが豊かになった。

このスタイルは「最近の読書の状況をリポートをする」という定期的な活動にしてもいいかもしれない。

3/5日のリモート勉強会(本の紹介会)報告① 大島

概要

時:3/5 14:00~17:00すぎ(休憩込み)

場所:Discord(通話アプリ)

参加者:大島、半田、山下、見学にきてくれたFさん。

 

リモートの勉強会を初めてやった。

勉強会といっても、学生カップルがファミレスでテスト対策するが如く、同じことを一緒に勉強するのは難しいから、それぞれが勉強したことを報告するという形で行った。

それが「読んだ本の紹介会」だ。(企画書は前記事にあります)

 

ただの雑談にならないように、紹介するポイントとして、

①本の内容。

②本の内容から自分が学んだこと。

の2点を確実に押さえる。という縛りを作った。

逆にいえば縛りが2つしかなく、プレゼンの仕方などに各々の個性が出る発表になった。

 

メンバーはゆる募した結果、発表者が3人。見学者が1人。順次参加するという形になった。

本の紹介は一人あたり30分くらいに収まるように時間を測った、その後、質疑応答や雑談をした。なぜかこちらの方は規定の時間を設けなかっため、なんとなく雰囲気で次に進んだ。

全員の発表(&質疑応答)後、勉強会全体の感想/反省をいう時間を設けた。

トータルで約3時間の会となった。

以下、それぞれの発表について、メモやレジュメを元に、大島視点でまとめていく。

この記事では1番手の山下の発表について書く。

 

◎山下の発表

鈴木孝夫『教養としての言語学岩波新書、1996年

・レジュメあり↓

https://drive.google.com/file/d/156NSt5aqUP1NruULWpBMv0za22fOBjqw/view?usp=sharing

山下曰くこの発表は、

書いている知識を紹介するわけではなく、興味深いと思った一文を紹介する。

「推しの話」くらいの感じで聞いてほしい。

とのこと。

 

まず言語学のことと、著者のことを紹介してくれた。

言語学には曖昧なところがあって、同じ言語学者でも、人によって見解が全く異なる。この本に出てくる言語学も、著者による独自の言語学で、尖っている。」

と言っていた。

(「学問」なのに人によって見解が異なるような「曖昧さ」があるところが面白い、ということだろうか。)

 

また印象に残ったコメントとして、

「(言語学について)人間は言語を扱う生き物だから、どうしても気になる。」

と言っていた。

著者紹介についてはメモが不十分なので書かない。しかし、著者紹介は良い。必要。と思ったことは覚えている。

 

レジュメを用意してくれていたのでみんなで読んだ。はじめは山下が全部読んでくれていたが、半田くんの提案で国語の授業のように、聞き役の大島と半田くんで回し読みすることにした。

以下、レジュメのなかで印象に残った部分、それについて思ったことを書く。

 

「音声によるコミュニケーションのメリットは、間に何か障害物がある場合、または暗くてよく見えない場合でも機能すること」

「(音声は)匂いがする物質を出すタイプのコミュニケーションよりも風の方向や距離の影響を受けにくい。」

↑印象に残った記述。

淡々とした調子で記述されているが「音声によるコミュニケーション」と「匂いがする物質を出すタイプのコミュニケーション」を比較しようという発想が、生まれてきてこのかた自分の中になかったため非常に新鮮に感じた。

これが山下のいう「尖り」なのか、言語学の幅広さを早くも感じた。だって「日本語だとどうで英語だとこう」とかそういう問題じゃなくて、「遮蔽物があっても音なら届けられる」「匂いと違って風の影響を受けない」とか、物理的な、生物学的な視点で言語というものが捉えられていた。

 

「人間がコミュニケーションにつかう音声は呼吸の二次利用であり、費やするエネルギーが非常に小さい」

という辺りも新鮮だった。費やすエネルギーとコミュニケーションの関係を考えたことがなかったし、「呼吸の二次利用が声」という話にはなにか想像力を刺激する広がりがあり、更に色々なことが考えられそうだ。

 

また言語学とは直接関係のないことだが大切な話として、

「(教養とは)たくさんの知識を身につけることではない(略)重要なことは知識を自分の中で位置づけ、行動の指針となるような方向性を育てること」

という一文を山下は紹介し、自分のなかでどう響いたかというようなことを教えてくれた。

「知識というものはあるだけで威張れるものではない。行動や生き方のための準備作業である」ということだろうか。

 

レジュメのなかにあった「『知識を喋れるようにならなくてはいけない』と思っていた」というような一文から「知識ってなんだろう」「ひけらかすことと、そうではないことの違いってなんだろう」というような話になった。

 

僕自身としては「知識をするする出せる人」というのは、その分どこかでインプットしているはずだから、それだけでもエライと思う。そして「喋って誰かに伝える」ということは知識の典型的な利用法で、コミュニケーションの一環で、悪いことじゃない。知識を人に話すことで、自身の記憶にも定着するし、自分自身がよく理解できてない所がわかったりする。誤りを直接的に指摘されることもあるだろう。自分の知識を晒すことで、違う意見、さらに詳しい情報を得ることも多いだろう。

 

一方で山下のレジュメ/話に共感するところも大きい。

僕自身にもそのキライがあって恐れているのだが、生半可な知識を喋っている奴がひどく的外れで、なんというか「魅力的じゃない」ことがままある。

その場にも、その場の聞き手にもそぐわない、肝心なものが抜け落ちたまま、断片的な知識をぺらぺら吹き出している、というような。

再三曖昧な表現ではあるが、真実、そういう語り手にはひどく「魅力がない」のだ。

「お前は今話してることに本当に関心があるのか?」「結局、本当に愛しているもの、本当に憎んでるものはなんなんだ?」と言いたくなるような。

 

コミュニケーション能力(例えば人の話を聞くとか)があれば、知識はなくてもコミュニケーションは成立するだろう。

だが話を受け取ったり、自分から発信したりする、コミュニケーションってやっぱり、その場で話を聞いて得た知識とか、自分自身のなかの知見を、どう使うか、っていうことで、

それが「知識を扱う能力」=「知性」というか、コミュニケーション能力の基盤のひとつだ。

何かを語ったり考えたりするときに、僕自身よく見失いがちな、

自分の立ち位置/傍観者か当事者か/話の全体像/話の外にあることについての認識。それらを見失わないためには、準備しておく必要がある。それはバラバラの知識をたくさん集めるより、大事なことだ。

 

話がだいぶそれてしまったが、山下が引用し、伝えてくれた「自分で考えることのできる教養のある豊かな人間になりたい」という言葉にはとても共感する。僕自身そうできればいいと思う。

 

フィード・バック/Q&A&Z(雑談)

Q.引用文以外の本書の内容は?

A.「それ」や「これ」などの指示語のはなし、「人称」のはなし、etc…etc…

Z.「職場の年配の人が言葉にうるさい。何かを混同したまま話し続けたり、ニュアンスで喋ることが許されない。自分はけっこうテキトーに話してきた。だけど相手によってはテキトーに話せない」

Z.「好きなものについて喋ってるときって自分のことを考える/喋る必要がない。キライなものについて喋っているとき(どうして嫌いか、その理由は?など)自分について考える。ほんとは自己紹介のときは好きなものよりキライなものについて喋った方がその人がわかるのでは?」

 

まとめ

よい発表だった。内容が硬めで話が盛り上がるか(主催者特有の杞憂)浅はかなおれは心配していたが、むしろ、内容が固い(学問的だったりする)ほど、話がたくさんでてくるのかもしれない。

3人しかいないのに、つぎつぎと感想や疑問や雑談が出てきて、むしろ時間が足りない程だった。

言語学というものがなんなのか、イメージがゼロで、よって関心もあまりなかったが、これからは「山下が興味を持っている分野だ」と贔屓できる気がする。自分以外の人が興味を持っている分野だから、自分も気になってくる。勉強会にはそういう効果があるみたいだ。紹介してくれた本を読みたくなった。

この記事を書くために山下の書いたレジュメを読み返したが、発表のときに感心した部分とはまた違うことを考えたりした。

(たとえば著者紹介の濃さ。発表時は流し聞いていたが、改めて読むと著者の専門は「言語社会学」で「社会言語学」とは別らしい。しかしそもそも、どちらもよく知らない分野なので気になる。どう違うのかも気になる。言語学以外でも鳥類に関心が深い人だったりしたことなどが興味深い。)

レジュメは発表の時に役立つだけではなく、後にも残るからとても良いと思う。

 

2022 3/5に実施した勉強会の企画書

3/5にこういうのやりました。くわしい報告は次回の記事で。

 

★◎☆◯★●☆◉

『本の紹介会』

企画概要

参加者数人で順番に、一冊の本の内容とその本から学んだことを紹介する。

企画意図

知らない本について知れる。

知っている本でも、紹介する人の感想や考えに触れることで新たな発見がある。

紹介する人は学んだことをアウトプットできる。読んだ内容を外に出してみることで、じつは理解できていなかったところがわかったり、読むだけだと気がつかなかったことがわかったりするのではないか。また人と意見を交換することで、書かれていることから飛躍できたり、掘り下げられるポイントが見つかるのではないかと思う。

実施内容

⓪事前準備

紹介する本について、紹介内容をまとめておく。

配布用レジュメ(リモートなのでデータで送れるもの)を作成しても良い。

 

①本の紹介

「何かを学んだ本」というテーマで本を紹介する。紹介は必ず以下の2点をおさえること。

◎本の内容紹介(何がどのように書かれている本か)

◎その本から自分が学んだこと

 

その他、話したいトピックがあれば自由に話して良い。

例)その本を読んだきっかけ/その本と関わる概念や学問について/その本から派生した違う本のはなし(映画とか他のメディアでもOK)

 

②意見交換

紹介が終わったら、フリートーク。一人一回は質問したり、何か言うこと。

 

③フィードバック

全員が本の紹介を終えた後、フィードバックを行う。今企画の感想など。

また勉強会全般の話もアリ(こんな勉強会をしてみたい、など)

日時/場所

3月5日(土)14時~(仮)

リモートのため場所は問わない。リモートに使うツールはDiscord、Google通話などを想定。参加者が決定してからみんなが利用可能なツールにする。

勉強会の狙い/フィードバックについて

「勉強会」といいながら、まず自分が一人で勉強するきっかけが欲しい思った。

そのために事前準備が必要な企画を立てた。

 

また、われわれ(大島/山下)は勉強&勉強会に不慣れなため、こういった企画を通して、勉強&勉強会の良い形を探っていきたいという狙いがある。

 

そのため企画終了後には反省点を含めフィードバックの時間をとりたい。

また記録を採りアーカイブを残したい。

◎☆◯★●☆◉★

 

2021年7月公演『ルンバ!ルンバ!ルンバ!』

7/7 

※緊急事態宣言発令を受け、席数を3分の2以下に減らして上演致します。
また舞台は客席から2.5メートル以上離し、場内消毒徹底の上演致します。

つきましてはお客様に置かれましても感染防止対策へのご理解、ご協力をお願い致します。

 

シアター・バビロン若手演出家支援プログラム参加作品

2021年7月公演『ルンバ!ルンバ!ルンバ!』

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デザイン:有川知伶

 【あらすじ】


感染するとダンスが止まらなくなって死ぬ病、
「ルンバルンバ」を巡る分断と対立の群像劇。

風吹釘(かぜふき くぎ)はいらいらしていた
海雪紅桜(うみゆき べにざくら)は迷っていた
純天朗(じゅんてん ほがらか)は信じていた
吉田トチロウ(よしだとちろう)は憧れていた
舞舞奴瑠奈(まいまいな るな)は揺れていた
茶々丸(ちゃちゃまる)は憂いていた
巻(まき)はなにを考えているのかわからない

そびえ立つヒーロー、グレートウォールナーの足元で、
この国を守る為にダンスを止める人たち、
衝動のままに踊り倒すアナキストたち、

大切なものはなんだ!? 守るべきものはなんなのか?!
愛か、正義か、衝動か、それとも一緒にダンスダンスダンス!!

赤黒く濁った血潮が噴き出す、その5秒前!   

 

【キャスト】

桂川明日哥

戸塚ヤスタカ(富山のはるか)

中陳剛佑

藤田一真劇団俳優座

松沢ひかり

依田美玲

大島康彰(ローリングあざらし撲殺)

徳永達哉

 

映像出演

有川知伶 

 

【スタッフ】

作・演出 徳永達哉

企画制作 大島康彰(ローリングあざらし撲殺)

制作補佐 山下(ローリングあざらし撲殺) 

振付 横山八枝子

映像協力 寺嶋瑞季

照明 火野坂きらり

音響 滑川裕大

ヘアメイク 佐藤はづき

スタッフ協力 成田生

協力 笠井幽夏子

宣伝美術 有川知伶

 

【公演日時】

7月15日(木) 19:00
7月16日(金) 14:00/19:00
7月17日(土) 14:00/19:00
7月18日(日) 14:00/19:00
7月19日(月) 13:00

※開場は30分前を予定しております。

※途中15分の休憩を挟み、2時間の上演を予定しております。

 

【会場】

シアター・バビロンの流れのほとりにて

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〒114-0003 東京都北区豊島7-26-19
東京メトロ南北線王子神谷駅」徒歩12分
駒込駅から3駅、王子駅から1駅

↓↓劇場HP↓↓

http://www.tokyobabylon.org/

 

【チケット予約はコチラ!(6月1日予約開始!)】 

ご希望の日にちをクリックで予約ページに飛びます。

携帯からの予約はこちらをクリック!

 ※感染症蔓延防止のため、予約時にご住所の登録をお願いしております。何卒ご理解、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症防止のため、国や保健所から情報提供の求めがあった場合は、個人情報を提供する場合がございます。

頂いた個人情報は一定期間(概ね一ヶ月)厳重に保管し、上記の目的以外で使用することはございません。

 

■コロナ感染対策のお願い・ご案内■

◎公演当日、入り口の受付にて、検温させて頂きます。

※検温の結果、37.5℃以上の場合、または頭痛、咳などの症状のある方はご入場頂けません

※ご来場前のご自宅での検温にもご協力ください。熱、咳、咽頭痛、全身倦怠感、味覚・臭覚障害、嘔吐感など体調が芳しくない場合はご来場をお控えください。

◎劇場内ではマスクの着用、手指の消毒、また他のお客様と密にならないようにご協力ください。(消毒液を入り口、お手洗いなど各所に設置致します)

◎終演後のキャスト・スタッフとの面会は行いません。 

◎お客様からの差し入れはお断りさせて頂きます。

 

以上にご協力いただけない場合、入場をお断りさせていただく場合がございます。

何卒ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

 

また国や劇場のガイドラインに従い、公演関係者(全キャスト・スタッフ)は以下の通り、感染防止対策を徹底いたします。

 

◇毎日の検温、マスクの着用、こまめな手洗い、消毒の励行。

◆客席は通常のキャパシティの5分の1程度に間引き、間隔をあけて設置いたします。

◇客席や、ドアノブやトイレなどの共有部は定期的に消毒いたします。

受付スタッフは手袋、フェイスガードを着用いたします。

◇劇場では換気扇を常に入れ、上演の間に換気を兼ねた休憩時間を挟みます。

 

【参照ガイドライン

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策の基本的対象方針』令和2年3月28日(5月25日改正)

〃「新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」(2021年4月時点)

シアター・バビロンの流れのほとりにて新型コロナウイルス及び感染症対策について』  

 

こりっち(こちらのページからもご予約頂けます!)

stage.corich.jp

 

お問い合わせ

mawaruazarashi@yahoo.co.jp

シアターバビロンの流れのほとりへの行き方

シアターバビロンへの行き方!

最寄り駅
東京メトロ南北線王子神谷駅

駒込駅から3駅、王子駅から1駅

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所在地
〒114-0003
東京都北区豊島7-26-19  ※劇場前は駐車禁止

 

だいたい徒歩15分くらいです!

天候も崩れがちな季節ですので、お時間に余裕を持ってお越し頂くことをおすすめ致します。

 

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南北線王子神谷駅からお越しの場合は3番出口が近いです

 

1. 庚申通り商店街を直進します。(約10分)

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庚申通り商店街の入り口風景


2. 商店街が途切れてからも道なりに進みます。(約2分)

 

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大きな公営住宅が見えるまでまっすぐ進んで大丈夫です。

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公営住宅のすぐ奥に児童遊園があります。もうすぐ右に曲がります。

3. 左手に豊島七丁目児童遊園が見えたら、民家を正面に見て右に曲がります。

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遊園の向いの風景。青い塀がシアターバビロンです。

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シアターバビロン到着!

 

『ルンバ!ルンバ!ルンバ!』イメージ展覧会

2021年7月公演『ルンバ!ルンバ!ルンバ!』

仮チラシ、映像絵コンテ、ただのお絵描きなどを気ままに貼っていくページです。

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チラシ画像 demo ver.

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キャラクターイメージ画像

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超仮イメージ原画

映像絵コンテ

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◎●◎○◎●◎○◎

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つづきをまたおたのしみに!

 

 

 

【おしらせ2】雑誌名決定&表紙見本公開!

5/16日の文学フリマにてお披露目するわれわれの雑誌を宣伝致します。

文学フリマ自体も楽しいイベントですので、おすすめです!

 公式情報はコチラ⬇️⬇️

bunfree.net

公式Twitter⬇️⬇️

(※5/8 現在は開収容人数を制限した形で開催予定。詳しくは公式サイトやTwitterをご覧下さい。変更などあればわれわれもTwitterなどでお伝え致します!)

 

表紙見本できました!

雑誌名も決まりました!

「Poi」です!

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これが表紙だ!(デザイン:山下)

 

ところで、みなさんご存知ですか? ぼくも最近まで知りませんでした、そもそも文学フリマとはなんでしょうか。

WAHT'S 文学フリマ

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文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です。

文学フリマの「場」には一般商業流通には乗らない作品がたくさん集まります。
自費出版の書籍、ホチキスで綴じたコピー誌、手製本の書籍、CDや電子書籍、Tシャツ、豆本、その他……。
本屋さんでも通販でも出会えない、さまざまな形の〈文学〉が一堂に会し、販売・配布されます。
内容も、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたり、対象年齢やジャンルも実にさまざまです。
既存のジャンルや定義・価値観にとらわれない、自由な発想・斬新な視点から生まれた作品も多く出品されます。
文学フリマは、新たな才能の発掘の場ともなっているほか、プロの作家やライター、編集者が限定版の作品を出品することもあります。

※古本市ではありません。

 

(中略)

 

文学フリマの参加者には、いわゆる純文学からエンターテインメント系、詩歌からノンフィクション、評論・研究書まで、多様なジャンルの書き手や、学生、60・70代の文学愛好者、そしてプロ作家まで、実に幅広い層で構成されています。

地域や大学などの歴史ある文芸同人誌が多く参加する一方で、文学フリマがきっかけで新しく結成され、継続的に活動する団体も増加してきました。

出店参加者のみならず一般の来場者からの反響も大きく、文学の新しい活動として各方面から注目を集めています。

 

(中略)

 

一般来場者の方は、入場無料です。会場内の見本誌コーナーやブースで作品を見たり立ち読みしたりして、気に入ったものを自由に購入できます。

事前に公開される文学フリマWebカタログや、当日無料配布される紙のカタログで、作品や出店者をチェックできます。

ブースでは作者や編集者と直接交流することができ、作品や文学について、創作についてなど話を聞くこともできます。

 

(「文学フリマ公式HP 〜文学フリマとは〜」より抜粋)

 

入場無料文学作品展示即売会です!

名前からして多分に文学的な香りが漂っているイベントなのでしょう!

だけど、公式HPにもあるように、

「自分が〈文学〉と信じるもの」文学フリマでの〈文学〉の定義」

だそうなので、きっとそう、漫画とか音楽とか戯曲とか固いものから柔らかいものまでが文学の名の下に集結しているハズです! われわれのもそうであるように!

たくさんの一期一会に出会えそうで、とても楽しみにしています!

皆さんもよかったら遊びにきてくださいー。お楽しみにね!

 

【詳細】

◆開催日時:2021年 5/16(日)12:00〜17:00

◆会場:東京流通センター 第一展示場

◆アクセス:https://bunfree.net/access/tokyo-trc1/

 

会場は品川駅からモノレールで15分! そう、東京の右端、やたら四角い埠頭のらへんです! ワクワクしますね!

 

感染症対策・ご来場のお客様へのお願い等詳しくは文学フリマHPをご確認ください。

HP:https://bunfree.net/event/tokyo32/

Twitter:@Bunfreeofficial