今日も内向き
(前回の記事を引き継いで)外向的な記事というのはおそらく、
「緊急!? iPhoneがネットに繋がらないときの対処法5選」
みたいなものじゃないだろうか。受け手が欲しがっている情報を過不足なく、私心なく渡す。まさに案内役の仕事のような。
演劇だと何だろう?
「初心者演出家必見! 稽古場で役者とうまくコミニュケーションが取れないときの解決術」
みたいな? そんなものこちらが教えてほしくて俺たちの手には余りますね。
検索数の多いワードやお役立ち情報でヒット数を稼いで、末尾に自分たちの情報を載せて宣伝する、というやり口は多々あるが、そういう記事で秀逸なのを書くためにはやっぱ相当な知識とか技術とか要ると思う。というか、かつて建築会社でブログを書いていたときは、まさにそういうことをやっていたが、己の付け焼き刃が恐ろしかったものです。
でも、それでもできるだけ文章に愛をこめようと、建築の本とか読んだのを思い出しました。外向きの記事を頑張って書く、というのはかなりタメになる行為なんですがね。
だから時間と体力のあるときに取り組んでみてもいいかもですね。
知ったかぶりっこして、皆に叩かれよう。
「稽古場で演出家が何もしなくてもくるくる回る愉快なやり方」
「プロットなんてぶち壊せ、身につけた上でぶち壊せ、面白ろうて、やがて悲しき脚本術」
いつか書く方に回りたいぜ、外向的な記事、
だけど今は、なるべく、わかること、
自分たちの主観に基づいた、公演の進行、作品の成長などについて書いてきます。
ほんとは自分のことが一番わからないことかもしれませんが、
ま、我々は2人いるので。そのへんは、まぁ、内ゲバですわ。
ということで、次回また内向き気味の記事を書きます。
(大島)